5. マルチテスター(スピードメーター検査・光軸検査・ブレーキ検査)

ユーザー車検の検査ライン

5. マルチテスターでの検査

 マルチテスターとは1つの検査機械なのですが、”スピードメーターの精度検査・ヘッドライトの照度と光軸検査・前後ブレーキ検査・パーキングブレーキ検査”という1つの機械で4つの検査ができます。ですので「マルチ」という名前がついています。

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マルチテスターは写真のようなローラーのついたテスターで、車のタイヤ四輪をローラーにのせて検査します。
まずはスピードメーターの精度検査からです。40kmまでアクセルを踏み込み、メーターで40kmになったらライトをパッシング(ハイビームをつける)します。スピードメータ「●」と表示されたら合格です。
次にヘッドライトの検査です。電光掲示板の指示に従って、ヘッドライトをハイビームにします。すると写真のような測定器がヘッドライトの前に自動的にでてきて、左右のヘッドライトを検査します。
このように表示されれば合格です。
次に前後ブレーキ検査に移ります。ひょっとするとこれがユーザー車検で1番の難関かもしれません...。ブレーキ検査では、タイヤをロックさせるくらいしっかりと踏み込まなければなりませんので、ハンドルをしっかりと持って、足に全体重を乗せるような気持ちで「ブレーキをはなす」という指示がでるまで、グーッと踏み続けてください!女性の方は両足で踏むのも1つの手です。
このように表示されたら前後ブレーキ検査は合格です!1回目が失敗しても2回までチャンスが与えられていますので、落ち着いてやりましょう!もし2回とも不合格になったら、当日は2回まで検査ラインに無料で並ぶことができますので、あきらめずにチャレンジしましょう!思いっきりブレーキを踏み続けるようなイメージです。
次にパーキングブレーキ検査です。駐車ブレーキをもどして、電光掲示板に「駐車ブレーキをゆっくりかけて。」と表示されたら、ゆっくりとですがしっかりとかけます。とても簡単です。

これでマルチテスターの検査はすべて終わりましたので、すべての検査が合格であれば、電光掲示板に「A●B●S●H●」と表示されます。アルファベットは下記のような意味です。

A=アライメント(サイドスリップ)
B=ブレーキ
S=スピードメーター
H=ヘッドライト

検査ラインの最終地点にも記録機がありますので、自動車検査票を挿し込んで記録しましょう!
すべての検査に合格であれば、写真のように左側の縦の列すべてにハンコが押されます。後はこれを持って誇らしげな顔で総合判定BOXに向かいましょう(笑)
  • スピードメータ検査 四輪をテスタに乗せる 前進
  • スピードメータ検査 駐車ブレーキをもどす ヘッドライトを消す
  • スピードメータ検査 40キロでパッシング 駐車ブレーキをゆるめる
  • スピードメータ検査 ブレーキ軽くふみ停止 スピードメータ「●」
  • ヘッドライト検査 ギアを「N」にする ライトを上向につける
  • ヘッドライト検査 駐車ブレーキをかける ライトを上向につける
  • ヘッドライト検査 検査中 ライトを上向につける
  • ヘッドライト検査 左灯「●」 右灯「●」
  • ブレーキ検査 駐車ブレーキをもどす
  • ブレーキ検査 ブレーキをふむ
  • ブレーキ検査 ブレーキをはなす ブレーキ検査「●」
  • 駐車ブレーキ検査 駐車ブレーキをもどす
  • 駐車ブレーキ検査 駐車ブレーキをゆっくりかける
  • 駐車ブレーキ検査 駐車ブレーキをもどす 駐車ブレーキ「●」
  • A●B●S●H● 前進して記録する

以上で検査は終了で〜す!

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